ニューヨークの 快適 散歩道 考察
    「ウンターマイヤー・パーク&ガーデン」
  〈深呼吸しょう。太陽とみどり、美しい景色と幸せ、ゆっくりと流れる時間があります〉
マンハッタンから専用車で40分程度の快適ドライブです。ハドソン川沿いの丘にある、「ウンターマイヤー庭園公園」。マンハッタンの喧騒とは無縁の郊外、ここには心の落着く、静寂があります。まだまだ人知れず、訪問者もまばらで、ちょっと隠れ家のような、サミュエル・ウンターマイヤー氏(1858−1940)の邸宅跡の庭園公園でゆったりと過ごす贅沢な時間。いろいろな種類の植物を観察することも出来、結構長い散歩道を巡って、ハドソン川の四季折々の景観を楽しみながら、まるで自分の庭のように散策を楽しんで、摩天楼のマンハッタンだけではない、もうひとつのニューヨークと出会える楽しさは、まさに驚きの新発見。

こういうユニークな邸宅跡公園ではリラックス、あくまでのんびり散歩、が正しい。


【サンプル・スケジュール】

9:00
9:40〜11:00

12:00
ホテルを専用車で出発
ウンターマイヤー・ガーデン散策
ホテルで終了
【お一人様の料金】 $150

【料金に含まれるもの】 専用車代
 (ガイドが運転手を兼ねる場合もございます)

【取消料】 1週間以内のキャンセルは取消料として
       全額を申し受けます。
3時間のオプショナルツアーです。
雨天決行。最小催行人数は2名。 この他にロックフェラー家の秋の別荘「カイキット」やマチスとシャガールのステンドグラスで有名なユニオン教会、アメリカで初めての小説家、ワシントン・アービンの住宅跡、ハドソン川を望むレストランでの昼食などのいくつかを加えて、1日の楽しいツアーに仕上げるのも面白いです


ウンターマイヤー・ガーデンの始まりは、1862年の実業家ジョン・ウォリングの、ハドソン川沿いの丘の土地の購入でした。
南北戦争の頃です。彼はその約40、392坪の広大な土地の1部を使って、99部屋の「グレイ・ストーン」と呼ばれる大理石のお城のようなマンションを建てました。その後、ニューヨーク州知事の後、大統領選に敗れたサミュエル・ティルデンが購入して住むようになり、植物をこよなく愛したティルデンは、果物や野菜を含む、たくさんの植物をその広大な庭に植え込みました。ティルデンの死後、土地や建物の1部はニューヨーク市と地元のヤンカーズ市に寄付され、残りの土地と建物をオークションで、裕福な弁護士のサミュエル・ウンターマイヤーが購入し、フランスで教育を受けた庭園デザイナーを雇い入れて植物だけでなく、モニュメントなども置き、ウンターマイヤー・ガーデンの基礎を築きました。
ウンターマイヤー氏は自分の死後、州立公園として一般に公開を希望したのですが、叶いませんでした。なにせそのお庭などの管理費だけでも、とてつもなく高額で、州や郡、ヤンカーズ市は予算を捻出することが出来ず、ヤンカーズ市は1948年にその1部を譲り受けたものの維持することが出来ず、ながい間ほったらかしで廃墟となってしまったのですが、近年、寄付等を募って、1920年代、30年代の全盛期の再現をめざして、長期プログラムを立ち上げました。


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